監督コンパニは過小評価されていると才能を絶賛 ムシアラ離脱、ミュラー退団のバイエルンに必要なニャブリの奮闘

ライプツィヒ戦に先発したニャブリ photo/Getty Images

続きを見る

ライプツィヒ戦では大勝に貢献

今季のバイエルンはクラブワールドカップ2025で重要戦力だったMFジャマール・ムシアラが負傷離脱してしまい、シーズンの開始早々トラブルを抱えることになった。

ムシアラの離脱は痛手であり、頼れるベテランFWトーマス・ミュラーも昨季限りで退団。そんな中で今季開幕節のライプツィヒ戦でハリー・ケインの背後を任されたのは、セルジュ・ニャブリだ。

昨季もニャブリはスタメンから外れる機会が多く、ムシアラの成長や新戦力のマイケル・オリーセの活躍などもあって出番は限定的だった。
しかし、指揮官ヴァンサン・コンパニはニャブリの実力を高く評価している。ライプツィヒ戦後のインタビューでは、記者とのやり取りの中でニャブリのことを次のように称賛している。

「彼は過小評価されているよ。外野の意見も色々あるけど、彼は弱点がほとんどないアタッカーだよ。今でも重要な存在であり、以前もそうだった。セルジュのゴールやアシストが無いハイライト映像はほとんど見たことがない。彼の活躍に驚きはない。(ライプツィヒ戦の)プレイも特別良かったわけではない。彼にはドイツ代表での戦いもあり、我々にとってセンターでプレイできることは非常に重要だ」(『Get Footballnews Germany』より)。

ニャブリとバイエルンの契約は今季限りとなっており、今後のキャリアがどうなるかは分からない。しかし2026ワールドカップへの参戦はニャブリにとっても目標のはずで、そのためにもバイエルンでのアピールは欠かせない。ムシアラが離脱している今はチャンスであり、どこまで数字を伸ばしてくれるか楽しみだ。



記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.308 超ベテランの最終章

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ