シャラポワさんがテニス殿堂入り「テニスに人生を捧げ、テニスが私に人生をくれた」 セリーナさんも”最高のライバル”と祝辞

38歳となった現在のシャラポワさん


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式典に出席

女子プロテニスプレイヤーのマリア・シャラポワさんが日本時間24日、国際テニス殿堂入り式典に出席した。

元世界ランキング1位に登りつめたシャラポワさんは2004年に17歳でウィンブルドン選手権で優勝。四大大会通算5勝を挙げ、キャリアグランドスラムも達成した。

2020年に現役引退すると、2022年には第1子の男児を出産し母親に。その彼女は式典に出席し、殿堂入りへの喜びの気持ちをこうスピーチした。

「テニスに人生を捧げ、テニスが私に人生をくれた。本当に素晴らしいキャリアだった。心から感謝している」
 
そして今回、四大大会シングルス23回の優勝を誇るセリーナ・ウィリアムズさんがサプライズで式典に登場。セリーナさんはシャラポワさんについて「私のライバルの中で、常に最高の状態でいた選手は数人しかいないけど、マリア・シャラポワはその一人。彼女との対戦前には、より一生懸命練習するようにしていた」と称賛した。

その言葉を受けたシャラポワさんは、セリーナさんに対し「私を最高の状態に引き上げてくれたことに感謝している。私たち2人は、ともに全力を尽くして戦ってきた。2人とも負けることが一番嫌いで、最大のライバルだった」と感謝の言葉を送ると共に、現役時代を懐かしんだ。
 
またセリーナさんはスピーチで、お互い激しい声を出してサービスやストロークを打つことを「うなり声」とジョークにする一幕もあった。シャラポワさんが笑いながら「あなたの声でしょ」と返答すると、さらにセリーナさんが「私はあなたの真似をしたのよ」と答え、会場は笑いの渦で包まれた。

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