「ピピ」がスペイン5部レガネスBに加入 レアル下部組織出身MFが新たな挑戦へ

レアルの下部組織で育った中井 photo/Getty Images

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再起の一歩

スペイン5部に属するCDレガネスBが、日本人MF中井卓大の加入を発表した。21歳の中井はレアル・マドリードの下部組織で育成され、かつて将来を嘱望された存在。今回はセカンドチームで中盤強化を担う新戦力として迎え入れられた。

2003年生まれの中井は、2022年にレアル・マドリード・カスティージャでデビュー。その後はラージョ・マハダオンダに期限付き移籍し、2023-24シーズンはプリメーラRFEFで19試合に出場した。昨季は前半をアモレビエタ、後半をラージョ・カンタブリアで過ごしている。

日本代表ではU-15のフランス遠征メンバーに選出された経験を持ち、テクニックと攻撃での連係能力を武器とするプレイメーカー。今回の移籍でイゴール・オカ監督率いるレガネスBの中盤に厚みを加えることが期待される。クラブは公式声明で「新たな挑戦に幸運を」と歓迎の意を示した。
スペインでキャリアを続ける中井にとって、この移籍は再び存在感を示すための重要な機会となる。「ピピ」と呼ばれ注目を集めた才能が、下部リーグからどこまで這い上がれるか。新たな挑戦に注目が集まる。

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