S・ラモスはCBなのに攻撃が好きすぎる? メキシコで出始めた批判「ゴールを決めるためメキシコへ来たよう」

モンテレイに加わったS・ラモス photo/Getty Images

センターバックの最優先は守備だ

今冬にメキシコのモンテレイと契約し、巨大な新戦力になると期待を集めたDFセルヒオ・ラモス。39歳のラモスはレアル・マドリードやスペイン代表で活躍してきた名手であり、その経験値は圧倒的だ。

モンテレイも加入早々からラモスにキャプテンマークを託していて、ラモスは今夏のクラブワールドカップ2025にも参戦した。しかし、その評価がメキシコ国内で揺らいでいるというのだ。

その理由が攻守のバランスで、一部ではラモスがセンターバックとして守備の仕事をきっちりとこなしていないとの批判が出ている。ラモスは得点を奪えるDFとしても評価が高く、モンテレイでも20試合に出場して早くも5ゴールを奪っている。

しかしセンターバックの第一目標は守備だ。今季の開幕からもモンテレイは5試合を戦い、7失点とやや失点は多めだ。4勝1敗で2位と悪くないスタートではあるが、失点の多さは気になるところかもしれない。

『ESPN』で解説を務めるリカルド・ペラエス氏はラモスについて、「モンテレイはバランスを欠いている。3ゴールを奪っても、4失点するかのようだ。チームのバランスを取らないといけない。全員が守備に参加しないといけないのに、彼らはそうしていない。守備は脆いよ。ラモスは守備のためではなく、ゴールを決めるためメキシコへ来たようだね」と批判している。

ラモスの攻撃参加は魅力ではあるが、まずは守備があってこそだ。モンテレイでラモスの評価は揺れ始めている。



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