「サッカーが恋しかった」 20か月の空白期間を経て元マンUブランドン・ウィリアムズがピッチへ

ハル・シティに加入したブランドン・ウィリアムズ photo/Getty Images

ハル・シティに加入した

イングランドの2部リーグ、チャンピオンシップに所属するハル・シティがDFブランドン・ウィリアムズの獲得を発表した。契約期間は1年で、1年の延長オプションが付く。

ウィリアムズは左SBを主戦場とする24歳で、イングランドの名門マンチェスター・ユナイテッド出身。近年はユナイテッドからノリッジやイプスウィッチへローンで移籍し、出場機会を得ていた。

『BBC』によると、ウィリアムズは23-24シーズンにイプスウィッチに移籍した際に車を運転中に事故を起こしており、その際に危険運転として14か月の懲役、2年の執行猶予の判決を受けていたという。事後当時のウィリアムズが運転していた車は時速161キロのスピードが出ていた。

その間、もちろんサッカーからは離れており、今季のプレシーズンではハル・シティのトレーニングに参加し、話題となった。トライアルの結果、無事契約を勝ち取り、ピッチへの復帰を果たした。

「ピッチに復帰し、チームの一員として戻ってこられたことは本当に嬉しいです。(ハル・シティの)皆は温かく迎え入れてくれました。ここ数週間は本当に良い時間で、今はサッカーに集中できることが何よりも嬉しい」

「監督とは何度かコミュニケーションを取りました。休養期間を経て元のコンディションに戻るには時間が必要だということはわかっています。こうしてチームでトレーニングするのは20か月ぶりです」

「サッカーから離れるのは精神的にも肉体的にも本当に辛かった。ここに戻ってくるまでの道のりは非常に長いものでしたが、自分にとって必要な時間だったと思います。私が大きく成長し、サッカーに集中する準備が整っている。サッカーが恋しかった」

ウィリアムズはハル・シティの公式HPで、加入と再びサッカーがプレイできる喜びを語っている。


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