「世界中のどのチームとも戦える力があることを証明できた」 欧州王者PSGに惜敗もトッテナム新指揮は手応え 

トッテナムの指揮官トーマス・フランク photo/Getty Images

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PK戦で敗れる

13日にUEFAスーパーカップが行われ、EL王者トッテナムはCL王者パリ・サンジェルマン(PSG)と対戦した。

39分にミッキー・ファン・デ・フェン、48分にクリスティアン・ロメロがゴールを決め、2点を先行したトッテナムだったが、終盤に2失点を許してしまいPK戦の末に敗れた。

昨シーズン圧巻の強さを見せ、今夏のクラブW杯でも決勝に進んでいたパリ相手にトッテナムは素晴らしい戦いを見せたと言えるが、新指揮官トーマス・フランクはこの試合で確かな手応えを掴んだようだ。
「世界最高のチームの一つ、おそらく最高のチームを相手に、我々は非常に良い試合ができたと思う。2-1になるまでの80分ほど、彼らを完全に思い通りに操っていた。その後流れが変わったが、チーム、選手たち、クラブ、そしてファンたちをとても誇りに思う」

「我々は適応力と実践力があることを示した。PSGのようなチームに対しては、ハイプレスとローブロックの両方を駆使した守備を望んでいたため、その姿勢が必要だった。前半はほぼ完璧で、セットプレイも非常に危険だった」

「たった1試合で、我々は世界中のどのチームとも戦える力があることを証明できたと思う。その点については疑いの余地はない。これはこの試合から得られるポジティブな点だ」(『TNT Sports』より)

昨シーズンはELこそ制したものの、リーグ戦では17位フィニッシュと悔しい一年を送ったトッテナム。プレミア屈指の名将トーマス・フランクを迎え、新たな時代をスタートさせた新生トッテナムに集まる期待は大きいが、どんなシーズンを送るのか、楽しみだ。


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