バルセロナへのレンタル移籍決まったラッシュフォード 入団会見ではマンUへの思いも吐露 「私のキャリアだけでなく、人生においても重要な部分を占めてきた」

バルセロナへのレンタル移籍決まったラッシュフォード photo/Getty Images

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1年間のレンタルが決定

バルセロナへのレンタル移籍が決まったイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードは入団会見でマンチェスター・ユナイテッドへの思いも語ったようだ。

幼少期からユナイテッドのアカデミーで育った生え抜きのラッシュフォードはクラブの10番を背負うエースにまで成長を遂げたが、ここ数年は批判を浴びることも少なくなかった。

ユナイテッドで居場所をなくした同選手は昨シーズンの途中にアストン・ヴィラへレンタル移籍を果たし、今夏の去就も注目されていたが、バルセロナへの1年間のレンタル移籍が決定。3000万ユーロの買い取りオプションも付随している。
かねてよりバルセロナへの移籍を熱望していたラッシュフォードは夢が叶ったことで喜びを露わにしていたが、入団会見にてユナイテッドについて聞かれると、次のように答えている。

「マンチェスター・ユナイテッドはクラブが変化の時期にあり、その状態がしばらく続いている。マンチェスター・ユナイテッドについて悪いことは何も言えない。そこは私のキャリアだけでなく、人生においても重要な部分を占めてきた」

「彼らのためにプレイする機会を与えてくれたことに感謝しているが、サッカーは人生と同じで、全てが思ったほど簡単に進むわけではない。これが私の次のステップ、次の章だ。自分自身を向上させ、チームがトロフィーを獲得できるよう全力を尽くすつもりだ。私はマンチェスター・ユナイテッドの今後の成功を心から願っている」(英『Sky Sports』より)

同メディアによると、元イングランド代表のガリー・リネカー氏はスペインのラジオ番組にて「問題はラッシュフォードではなく、マンチェスター・ユナイテッドにある」と発言していたようだが、ラッシュフォードは幼少期から育ったクラブに対して批判的な見方を示さなかった。

昨シーズン後半はヴィラで好パフォーマンスを見せていたラッシュフォードだが、バルセロナでの活躍にも期待だ。


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