オシムヘンのガラタサライ完全移籍が秒読み段階に ナポリとのクラブ間交渉で大筋合意

ガラタサライでのヴィクター・オシムヘン photo/Getty Images

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世界屈指のストライカー

ナポリとガラタサライとの間で行われていたヴィクター・オシムヘンの完全移籍に関する交渉が大詰めを迎えているようだ。

1998年12月生まれで現在26歳のオシムヘンは、2020年7月にリールからナポリに加入し、4シーズンで公式戦108試合に出場して65ゴールを記録。2022-23シーズンではナポリのセリエA優勝の原動力となった。その後、昨年夏にガラタサライへ1年間の期限付き移籍で渡り、公式戦41試合で37ゴールをマークする期待通りの活躍でガラタサライの国内二冠に貢献した。

こうした活躍からガラタサライはオシムヘンの完全移籍に向けた交渉をナポリと開始し、協議を重ねていた。そしてイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏がソーシャルメディア『X』に投稿したところによると、両クラブはオシムヘンの完全移籍について大筋で合意に達したという。
オシムヘンとナポリとの間に交わされた契約には7000万ユーロ(約121億円)以上の移籍金が提示された場合には契約を解除できるという条件が付与されているが、今回の交渉でこの移籍金をガラタサライが契約時と2026年末までの2回に分けてナポリに支払うことで合意したようだ。また、ガラタサライは今後2年間オシムヘンをイタリアのクラブに売却することができないという条件も付け加えられているという。

ガラタサライは、バイエルン・ミュンヘンからレロイ・サネを獲得したのに続いてマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)やイルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)へも触手を伸ばすなど今夏の移籍市場で積極的な動きが目立っていたが、チームの得点源であるオシムヘンの残留に成功すれば、それが最大の補強となるだろう。

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