トルコでのプレイを経て再びセリエAへ 戻ってきたイタリアの点取り屋インモービレの思い「刺激とプレッシャーを感じる必要性があった」

ベシクタシュでも結果を出してきたインモービレ photo/Getty Images

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今夏にボローニャへ

トルコのベシクタシュでのプレイを経て、イタリアの点取り屋チーロ・インモービレがセリエAへ戻ってきた。

インモービレは今夏にベシクタシュを離れ、ボローニャへ移籍。35歳と年齢は重ねているが、2024-25シーズンはベシクタシュのエースとしてトルコ国内リーグで15ゴールを奪っている。その得点感覚は健在で、ボローニャにとっては大きなプラスになるだろう。

インモービレはラツィオで長く活躍してきた選手だが、やはり母国イタリア・セリエAの環境には特別な思いがあったようだ。伊『Tuttomercato』によると、インモービレはもっと刺激的な環境でプレイがしたかったとボローニャ移籍の理由を語っていて、トルコではモチベーションを失いつつあったという。
「試合の準備をするうえで、刺激とプレッシャーを感じる必要性があったんだ。ベシクタシュではモチベーションを失いつつあり、最高の形でキャリアを終えたかった。だからボローニャ移籍のチャンスが出てきた時、確信したんだ。説得される必要なんてなかったよ。街の熱狂を目の当たりにし、これは自分が求めていたものだった」

また、インモービレはイタリア代表での経験も豊富な選手だ。ボローニャで好成績を残せば、当然イタリア代表入りの可能性も出てくるだろう。まだイタリアが出場できるかは分からないが、来年にはワールドカップも控えている。インモービレもワールドカップのことは頭にあるようだ。

「確かにアズーリは目標だし、ワールドカップ出場はボローニャで良いシーズンを過ごしたことを意味する。ただ、監督(ガットゥーゾ)とは話していないからね」

ボローニャは2024-25シーズンのコッパ・イタリアを制するなど、近年結果を出しているクラブだ。インモービレにとっては理想的な環境と言えそうで、再びセリエAでゴールを量産できるのか注目される。



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