インテルがポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ獲得を検討 わずか1年でバイエルン退団の可能性が浮上

バイエルンのジョアン・パリーニャ photo/Getty Images

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チーム内のレギュラー争いで劣勢

ルイス・ディアス(リヴァプール)やレアンドロ・トロサール(アーセナル)といった新戦力の獲得をめざす一方、マックス・エバール取締役をはじめとしたバイエルン・ミュンヘンの首脳陣は現有戦力の売却も同時進行で検討している。

彼らの中で放出候補として名前が挙がっている選手の一人がジョアン・パリーニャだ。昨年夏にフラムから加入したパリーニャはポルトガル代表にも名を連ねる実力者だが、加入1年目となった2024-25シーズンは怪我やバイエルンのプレイスタイルへの順応に苦労し、公式戦出場は25試合にとどまった。期待通りの活躍ぶりだったとは言い難い。

現時点でパリーニャ自身に移籍の考えはなく、バイエルンへの残留を希望しているとされる。しかし、バイエルンにはヨシュア・キミッヒ、アレクサンダー・パブロビッチ、レオン・ゴレツカといったドイツ代表のレギュラークラスの守備的ミッドフィールダーが在籍しているため、クラブ首脳陣はパリーニャを余剰戦力と見ているようだ。
こうした中、ドイツ紙『Sport Bild』によれば、インテル・ミラノがパリーニャの獲得を検討しているという。昨シーズンのUEFAチャンピオンズリーグでは決勝まで進んだ同クラブだが、監督交代に伴うチーム編成の見直しを行っていて、その中で中盤の守備力向上のためにパリーニャをリストアップしたようだ。バイエルンは2500万ユーロ(約43億2000万円)以上の移籍金が提示されれば交渉に応じる用意があるとも『Sport Bild』は伝えている。

2028年6月末までバイエルンとの契約を残すパリーニャだが、加入からわずか1年でバイエルンを去ることになるかもしれない。

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