前田大然はフランク監督の下で“ムベウモ級”のインパクトを残せる? 英メディアも絶賛するポテンシャル「彼を新たなムベウモに仕立て上げることも出来るはず」

セルティックで活躍してきた前田 photo/Getty Images

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トーマス・フランクが就任したトッテナムに合うとの評価

2024-25シーズンにプレミアリーグで20ゴール7アシストと大爆発したブレントフォードFWブライアン・ムベウモ。現在はマンチェスター・ユナイテッドやトッテナムが獲得へ動くなど、市場でも人気を集める選手となっている。

しかし、ムベウモの獲得には高額な移籍金が必要だ。ブレントフォード側は少なくとも6000万ポンドを求めているとされ、獲得は簡単ではない。

今夏よりトッテナムの指揮官に就任したトーマス・フランクはウイングの強化に力を入れる考えだが、英『Football Fancast』はムベウモに近いインパクトを残せる可能性がある候補者としてセルティック所属の日本代表FW前田大然をプッシュする。
2024-25シーズンにセルティックで33ゴール12アシストの成績を残すなど、前田も人気を高めている選手だ。ムベウモに比べれば安価での獲得が可能であり、同メディアは2500万ポンド程度が相場と見ている。

ムベウモと違ってプレミアリーグでの実績はないが、前田の運動量やスピードがプレミアでも通用する可能性は高い。前田はウイングに入ることもでき、32歳を迎えているソン・フンミンの衰えが気になる場合は前田が代替オプションとなれるかもしれない。同メディアも前田のポテンシャルを絶賛する。

「昨季の成績を見れば、27歳の前田が持つ驚異的な才能に異を唱える者はいないだろう。前田は51試合に出場し、33ゴール12アシストを記録した。彼の得点力を見れば、トーマス・フランクが彼を新たなムベウモに仕立て上げることも出来るはずだ。まだ前田がムベウモの領域に達したとは言えないが、軽視できる選手ではない。マシーンのようなスタミナを備えており、それもフランクのシステムにピッタリと思われる。プレミアの厳しさに適応するにつれ、前田のプレイは強さを増していくだろう。それだけの力はあるように思える」

フランクはブレントフォードで印象的なサッカーを見せており、そのスタイルでは豊富な運動量が必要だ。前田の個性を発揮するには悪くない環境とも言えそうで、2500万ポンドはお買い得かもしれない。

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