堂安律が今夏フランクフルト移籍を決断と現地報道 2030年までの長期契約を準備

フライブルクの堂安律 photo/Getty Images

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複数のクラブが獲得を検討

イングランドやイタリアの複数のクラブに加えてバイエルン・ミュンヘンも一時は獲得を検討するなど、フライブルク所属の日本代表MF堂安律は今年夏の移籍市場における注目選手の一人だったが、ドイツ紙『Bild』によればフランクフルトへの移籍を決断したようだ。

フランクフルトでは、今年初め頃からスポーツディレクターのマルクス・クレシェ氏が堂安を獲得候補としてリストアップ。さらに同クラブのディノ・トップメラー監督も堂安を違いを作り出せるキープレイヤーとして高く評価し、既にマインツからの入団が決まったドイツ代表FWヨナタン・ブルカルトとともに来季に向けた即戦力として獲得を熱望しているという。

フランクフルトは堂安に対して2030年までの長期契約を提示しているようだ。両者は契約内容の細部についてまだ話し合いを続けていて、この交渉が成立して個人合意に達した後、フランクフルトはフライブルクとのクラブ間交渉に入る予定であるとも『Bild』は伝えている。
クラブ間交渉に入った場合、移籍金で折り合えるかが焦点となる。フライブルクも堂安の移籍を容認する方針であるとされているが、チームの主軸を安売りするつもりはなく、移籍金として2700万ユーロ(約46億7000万円)を要求。これに対してフランクフルトが限度額として想定しているのは2000万ユーロ(約34億6000万円)程度であるため、この隔たりをどのように埋めるかが交渉の行方を左右することになるだろう。

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