「また負けた」「71年の歴史の中で初」日本に敗れ優勝を逃した韓国に現地メディアは酷評の嵐

E-1連覇を果たした日本代表 photo/Getty Images 

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韓国にとって3連敗は日韓戦史上初めて

韓国で開催されているE-1選手権は15日に最終節を迎え、連覇を狙う日本代表は韓国代表と対戦した。

ここまで共に2連勝中の日本と韓国が優勝を懸けて相まみえた。日本は開始8分、左サイドでMF相馬勇紀がクロスを入れると、FWジャーメイン良が左足でダイレクトボレーを決めて先制に成功。今大会自身5得点をマークし日本がリードする。

先制点を奪い優位に立った日本は以降もチャンスが生まれるも、なかなか追加点を奪えず前半を終える。後半に入るとビハインドの韓国が日本を押し込む展開となり、防戦一方の時間帯が続く。84分にはパワープレイから途中出場のFWイ・ホジェがボレーシュートを放ち、これをGK大迫敬介がファインセーブで凌いだ。最後まで韓国の猛攻に遭った日本だがなんとか耐え凌ぎ1−0で勝利。日本が前回大会に続くE-1選手権の2連覇を成し遂げた。
連覇を果たし歓喜に湧く日本代表。一方で敗れた韓国代表に現地メディアはこぞって酷評が相次いだ。『STAR NEWS』は「日韓戦また負けた。屈辱の3連敗....... 日本に0−1敗北で東アジアカップ優勝ならず」と題し、「韓国代表がまた日本に負けた。2021年と2022年の試合に続いて3連敗だ。日韓戦史上3連敗を喫したのは今回が初めてで、それこそ屈辱的な記録の中、E-1選手権の優勝も成し遂げられなかった」と、2021年横浜で行われた親善試合、翌年のE-1選手権に続いてまたも日本に敗れたことを強調。『フットボリスト』は「史上初で最悪!日韓戦3連敗は初代日韓戦が行われて以降71年の歴史の中で初』というタイトルで、「韓国サッカーがはるかに弱かった時代にもなかった史上初の記録だ。最初の日韓戦は1954年に行われ、日本相手には2試合連続で負けることさえ許されなかった。今回の3連敗は3試合連続無得点という点でも史上初だ」と初めて日韓戦が行われた1954年以降3連敗はこれまでになかったこと、そして1得点も奪えなかったことにも触れていた。

他の韓国メディアでも、日本に3連敗したこと、事実上JリーグとKリーグの試合で敗れてしまったことなど、自国代表を酷評する記事が多く取り上げられており、落胆の声が多く見られた。

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