2026W杯参戦へ、カゼミロは新シーズンも“スリム化”を維持 太り過ぎと指摘された2年前からの肉体改造が効いている

昨季は評価を取り戻したカゼミロ photo/Getty Images

アモリムのスタイルにも合っていると評判

2023-24シーズンにはパフォーマンスレベルが低いと厳しい批判も浴びたマンチェスター・ユナイテッドMFカゼミロだが、昨季はやや評価を取り戻すことに成功した。

その要因の1つとされているのが『肉体改造』で、カゼミロは太り過ぎと思われた2023-24シーズンの開幕時から体を絞ってきたのだ。英『Manchester Evening News』は、クラブ関係者も驚くほどのスリム化だったと伝えていて、ジムでのトレーニングも増えていたようだ。

また指揮官がエリック・テン・ハーグからルベン・アモリムに交代し、より深い位置で守備に取り組む機会が増えた。以前のカゼミロはプレミアのスピードやインテンシティに苦労しているようにも見えたが、その弱点がアモリムのシステムで見えづらくなったと考えられている。英『GIVE ME SPORT』もアモリム流がカゼミロに合っていたと伝えていて、新シーズンはさらなる活躍が期待できるかもしれない。

そうしたパフォーマンス改善もあり、ブラジル代表監督に就任したカルロ・アンチェロッティはさっそくカゼミロを代表へ招集している。これはアンチェロッティがレアル・マドリード時代にカゼミロを指導していた影響が大きいが、いずれにしてもカゼミロに2026ワールドカップへ参戦するチャンスが生まれた。新シーズンはこのチャンスを逃すまいと、さらに奮闘することが予想される。

同メディアはカゼミロのスリム化が今夏も順調に続いていると伝えていて、ワールドカップへ高いモチベーションで取り組んでくれるはずだ。マンU移籍1年目はパフォーマンスが安定していたと評判だっただけに、新シーズンは完全復活のカゼミロに期待がかかる。

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