マンUの判断待ちでレアル合流が目前に ベンフィカ所属SBの移籍で総額5000万ユーロ分割支払いに合意

ベンフィカのアルバロ・カレーラス photo/Getty Images

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数日内にメディカルへ

レアル・マドリードがアルバロ・カレーラス獲得に関してベンフィカと口頭合意に達したと、ファブリツィオ・ロマーノ氏が「Here we go」の決まり文句と共に伝えている。

契約内容は、当初設定されていた一括払いの移籍条項ではなく、総額5000万ユーロを複数回の分割で支払う構成にて交渉がまとまったという。これにより、金銭面での圧力を軽減しつつ、即戦力左SBの補強を実現させる形となる。

唯一の残されたハードルは、元所属クラブであるマンチェスター・ユナイテッドの“買い戻し条項”の存在である。ユナイテッドは契約時に設定されたオプションにより、優先交渉権を有しており、正式な放棄を通知するまではレアルとの最終契約締結に至らない。
ただし、現時点で『The Athletic』など複数メディアが、ユナイテッド側はすでに買い戻しを行わない方針であると報じており、レアル移籍は「時間の問題」と見られている。

カレーラスは、2024-25シーズンにベンフィカで公式戦52試合に出場。安定した守備力と高精度のクロスを武器に評価を高めてきた。左SBの補強が急務だったレアルにとって、将来を託すにふさわしい逸材と言える。

ユナイテッドからの正式な通知が届き次第、カレーラスはメディカルチェックのためマドリードへ移動する見通しである。

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