契約残り1年のベルギー代表がエージェント変更で移籍加速か アーセナルは1700万ポンドでの放出を容認へ

アーセナルでプレイするトロサール photo/Getty Images

放出の可能性

アーセナルがレアンドロ・トロサールの今夏放出を視野に入れているという。『Sky Sports Switzerland』によれば、アーセナルは約1700万ポンドでのオファーが届けば、売却を検討する姿勢を示しているという。

2023年1月にブライトンから加入したベルギー代表FWは、ここまで通算公式戦で28得点を挙げるなど、効果的な活躍を見せてきた。しかし、30歳となった今、若手主体のスカッドの中では年長者となっており、クラブとしては前線の再編に乗り出すタイミングと判断しているようだ。

また、トロサールの契約は残り1年であり、昨年10月には当時のスポーツディレクター、エドゥ・ガスパール氏との間で延長交渉も行われたが、現在に至るまで合意には至っていない。

さらに、今月には長年契約していた代理人ジョジー・コンヘール氏との関係を解消し、ドイツのDH Sports and Entertainment Agencyと新たに契約。コンヘール氏が健康上の問題を抱えていることもあり、双方合意の上での決別だったが、このエージェント変更が移籍への布石と見られている。

昨夏にはサウジアラビアのアル・イティハドから買い取り義務付きのレンタルオファー(最大2500万ポンド)を受けていたものの、当時はアーセナルが完全に拒否していた。しかし、スポーツ部門のトップがアンドレア・ベルタ氏に代わったことで、方針に変化が見られる。

チェルシーからの退団が噂されるノニ・マドゥエケへの関心も報じられており、ロンドンの両クラブ間での交渉が進展すれば、トロサールの放出はより現実味を帯びてくるだろう。

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