アーセナル加入間近のストライカーにキーオン氏が見解 54得点の実力に期待も「ピッチで語るべき時だ」

スポルティングのギェケレシュ Photo/Getty Images

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即戦力ストライカー補強へ

アーセナルがストライカー補強に動いた。選ばれたのはスポルティングでゴールを量産してきたスウェーデン代表ヴィクトル・ギェケレシュだ。RBライプツィヒ所属の有望株ベンジャミン・シェシュコが第一候補と見られていたが、高額な移籍金を巡る交渉が難航し、最終的により現実的なオプションとしてギェケレシュと合意に至ったという。

ギェケレシュは以前からアーセナル加入に前向きな姿勢を示しており、スポルティングとの契約に存在する解除条項も支払い可能な金額だったため、クラブはこのタイミングでの交渉に踏み切ったようだ。だが、それは単なる「代替案」ではなく、スポーツディレクターのアンドレア・ベルタ氏も「極めて野心的な補強だ」とその意義を強調しているという。

この移籍に対し、クラブOBで現在は解説者としても活動するマーティン・キーオン氏が『talkSPORT』で見解を述べた。今夏の補強について問われると、加入間近とみられるギェケレシュに最も注目すべきだと語った。
「このチームには大きな問題はないが、いくつかのポジションに補強が必要だった。特にケガが続いたストライカーについてはずっと求めてきたポジションだった。ギェケレシュは本当に頼りになる選手だ。ボールを預けられるし、キープ力もある。スピード、パワーも備えていて、ゴール前でも冷静だ。まさにアーセナルが必要としていたタイプの選手だよ」

そのうえでキーオン氏は「今はただ、ピッチで語るべき時だ」と述べている。

ギェケレシュはポルトガルでの2シーズンで公式戦102試合に出場し、実に97得点を記録した実績を誇る。アーセナルの前線にフィニッシャーとしての確実性をもたらす存在として、その一挙手一投足に注目が集まっている。

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