レアルの左SBで“Newグリマルド”が完成する? G・ガルシアに続くF・ガルシアの躍動 

CWCで活躍するフラン・ガルシア photo/Getty Images

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X・アロンソの下で攻撃力アップに期待

クラブワールドカップ2025で準決勝まで勝ち進んでいるレアル・マドリードでは、FWゴンサロ・ガルシアが驚きの大ブレイクを果たしている。話題がガルシアに集中しがちなところがあるが、シャビ・アロンソ体制となったレアルでは他にもハイパフォーマンスを見せている選手たちがいる。

その1人が左サイドバックに入るフラン・ガルシアだ。準々決勝のドルトムント戦では得点も記録していて、シャビ・アロンソとの相性は想像以上に良いのかもしれない。

シャビ・アロンソが昨季まで指揮していたレヴァークーゼンの左ウイングバックには、超攻撃型のアレハンドロ・グリマルドがいた。右サイドのジェレミー・フリンポンと左のグリマルドは強烈なコンビとなっていたが、レアルでは右のトレント・アレクサンダー・アーノルド、左のフラン・ガルシアのコンビが重要な役割を果たすことになるかもしれない。
『Real Madrid TV』によると、アロンソもガルシアをフリマルドと重ねている。

「フランのゴールを見れば、レヴァークーゼンで私と一緒にいたグリマルドの役割を少し思い出すだろう。フランとトレントは高い位置まで出ることができるし、そのクオリティもある。フランは素晴らしい大会を送っているね。最高レベルの集中力、激しさでプレイしている。(ドルトムント戦では)ヴィニのポジショニングから大きな恩恵を受けていた。彼の活躍を心から嬉しく思う。彼は模範的な選手だよ。彼にも伝えたが、ペナルティエリアに入れば得点を奪う機会も増えていくはずだ」

ガルシアは2024-25シーズンも出番を増やしてきたが、得点は奪えないままシーズンを終えている。サイドバックは得点を奪うのがメインの仕事ではないが、得点力アップがチームのプラスになるのは間違いない。アロンソの下で攻撃力開花となるか。

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