「彼の目標はフランス代表に復帰し、W杯に出場すること」 南野所属のモナコに加入のポグバ、表舞台に帰ってきた元フランス代表MFに輝きは戻るのか

2018W杯を制しているポグバ photo/Getty Images

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パーソナルトレーナーが明かす

日本代表MF南野拓実が所属するモナコは28日、元フランス代表MFポール・ポグバの加入を発表した。

ユヴェントス時代の23-24シーズンにドーピング検査で陽性反応が出たことで当初は4年間の出場停止処分が下されたポグバ。故意ではないことがその後認められ、期間が18カ月に短縮されたが、2024年11月にユヴェントスを退団していた。

32歳を迎え、やっと表舞台に帰ってくることができたポグバはモナコとの契約時に大粒の涙を流した。選手本人にとってキャリアのリスタートとなるが、かつてワールドクラスのポテンシャルを誇ったポグバの輝きは戻ってくるのだろうか。
試合勘やフィジカル面が戻るには時間がかかるだろうが、ユヴェントスを退団して以降、同選手のパーソナルトレーナーを務めるロジェ・カイベ・ロドリゲス氏は『Le Parisien』のインタビューの中で、ポグバの復活を信じていると明かした。

「私のチームに合流した時は、少し調子が落ちていたが、興奮に満ち溢れ、世界中に自分が戻ってきたことを証明したいという強い意志を持っていた。彼がこれまで経験してきた様々な困難を乗り越えた上で、あんな精神状態は私の人生で見たことがない」

「彼がトップレベルの選手になれるかって?100%だ。彼は今、より賢くなっている。試合を見る目も試合に影響を与える方法も、全てが優れている。彼は間違いなく、私が人生で見てきた中で最高の選手の一人だ」

少人数でのトレーニングだったため、チームでのトレーニングが必要で、リズムを取り戻すまでには時間がかかるだろうと語った同氏だが、強い意思を持ってトレーニングに取り組み続けたポグバはメンタル面でもより成熟した選手になっていると感じているようだ。

「彼の目標はフランス代表に復帰し、ワールドカップに出場すること」。帰ってきたポグバが見据える目標の達成は簡単ではないが、帰ってきたポグバの新章に注目だ。

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