日本代表トリオにチャンス到来? リヨンに降格処分でスタッド・ランスが逆転残留の可能性

日本代表の伊東 Photo/Getty Images

控訴次第では事態が急転か

フランスの名門クラブ、オリンピック・リヨンが財政上の問題により、リーグ・アンからリーグ・ドゥへの降格処分を受けた。リヨンはこの決定に不服を唱え、正式に控訴する意向を示している。

仏プロリーグ財務監督機関(DNCG)は、クラブの財務状況が1部基準を満たしていないと判断し、今季6位という成績にもかかわらず、2部降格を決定した。『L'Équipe』によると、この決定により、すでに降格が確定していたスタッド・ランスに1部残留の可能性が浮上している。

今季リーグ・アンで16位に終わったスタッド・ランスは、2部3位のメスとの昇格・降格プレイオフで敗れ、降格が決まっていた。しかし、リヨンの処分が確定すれば、繰り上げでの残留が現実となる可能性がある。伊東純也、中村敬斗、関根大輝の日本代表3選手にとっては、1部残留という大きな転機が訪れるかもしれない。

リヨンには控訴の機会が与えられており、DNCGの判断を覆すためには、新たな財務資料や支援計画を提示する必要がある。これまでにもDNCGの決定が控訴によって取り消された例はあり、今後のリヨン側の対応が注目される。

歴史と実績のあるリヨンにとって、ピッチ外での失態がクラブの未来を揺るがす深刻な事態となっており、フランスサッカー界全体に波紋を広げている。

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