レアル・マドリードはコナテ獲得を断念か 超高額の移籍金&本人もリヴァプール残留を強く希望

リヴァプールのイブラヒマ・コナテ photo/Getty Images

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リヴァプールのディフェンスリーダー

シャビ・アロンソ監督を新指揮官に迎えたレアル・マドリードは、今年夏の移籍市場では喫緊の課題である守備陣の補強に積極的に取り組み、既にボーンマスからディーン・ハイセンを獲得しただけでなく、リヴァプールを契約満了で退団するトレント・アレクサンダー・アーノルドのフリー移籍での入団も有力視されている。

また、レアルは彼ら2人に加えてリヴァプールのイブラヒマ・コナテの獲得もめざしている。同選手は対人能力で無類の強さを誇るセンターバックであり、加入4シーズン目となる今季は一躍リヴァプールのディフェンスリーダーへと成長した。そのため、即戦力として何としても獲得したいというのがシャビ・アロンソ監督の考えのようだ。

しかし、リヴァプールは今年夏にコナテを移籍させるつもりはないようだ。スペインメディア『Defensa Central』によれば、同クラブはコナテの移籍について、7000万ユーロ(約114億円)以上のオファーがなければ交渉に応じない方針を固めたという。さらに、この金額を同クラブの周辺から伝え聞いたレアルの首脳陣は今年夏にコナテを獲得することは不可能であるとシャビ・アロンソ監督に伝えたとも同メディアは伝えている。
コナテとリヴァプールの契約は2026年6月末までとなっているため、このまま契約が延長されなければ来年の夏にはフリー移籍で獲得できるかもしれない。

ただし、コナテ自身はリヴァプール残留を強く希望しているようだ。現地メディアの取材に応じた際に去就について問われたコナテは、「今の僕はとても幸せなんだ。プレミアリーグでも優勝することができたし、このクラブで全てを勝ち取りたい。僕の代理人が先週クラブの担当者と話をした。どうなるかは、そのうち見えてくると思うよ」と語り、契約を延長してリヴァプールに残る方針であることを明かしている。

どうやら今年だけでなく来年の夏も、コナテをリヴァプールから引き抜くのは難しいようだ。

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