コモのファブレガス監督招聘を諦めないライプツィヒ ユルゲン・クロップ氏も動員して必死の勧誘

ファブレガス監督と会ったというクロップ氏 photo/Getty Images

グループの力を総動員

マルコ・ローゼ前監督を3月末に成績不振により解任してから約2カ月が経とうとしているが、ライプツィヒではいまだに後任の監督が決まっていない。既に6月14日から新シーズンに向けた活動を開始することは決まっているため、残された時間はあまり多くない。

ドイツ紙『Bild』によれば、当初ライプツィヒ首脳陣の中ではコモ1907のセスク・ファブレガス監督を本命、クリスタルパレスのオリバー・グラスナー監督を次点としてリストアップしていたようだ。しかし、グラスナー監督はFAカップの優勝で残留が濃厚となり、引き抜くとなれば破格のオファーを提示する必要が出てきた。そのためグラスナー監督の線は消え、現在は本命のファブレガス監督招聘に全力をあげているという。

このファブレガス監督を何としても口説き落とすために、『Bild』によればライプツィヒは同クラブの所属するレッドブルグループのグローバルサッカー部門責任者のユルゲン・クロップ氏に出馬を要請し、ファブレガス監督に直接会って移籍について説得してもらったという。

今のところファブレガス監督はライプツィヒに対して返答をしていない。コモと契約延長についての話し合いを続けていて、新しい契約の内容から自身に対するコモの評価を見極めた後で去就について判断を下す方針のようだ。果たしてファブレガス監督はどのような決断を下すのだろうか。

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