去就不透明なバイエルンWG 退団濃厚も本人はプレミアやサウジへの移籍は乗り気ではない

バイエルンのコマン Photo/Getty Images

退団するのか

バイエルン・ミュンヘンがキングスレイ・コマンの今夏売却に向けて、移籍金3,000万ユーロを要求していると『BILD』が報じた。一方で、当の本人はプレミアリーグおよびサウジアラビア移籍に対し消極的な姿勢を示しており、その去就は極めて不透明である。

クラブは今夏の補強に向けた資金捻出のため、フランス代表ウインガーを放出候補としてリストアップ。3,000万ユーロという比較的リーズナブルな金額を設定しているが、コマンは潤沢な資金力を誇るクラブが多いイングランドやサウジ行きを望んでおらず、現段階ではオファーが届いても実現性は低いとみられる。

これにより、仮に他クラブから正式な関心が寄せられても、本人が納得しなければ交渉は進展しない。バイエルンとしても計画にズレが生じかねない状況だ。

28歳のコマンはパリ・サンジェルマンの下部組織出身で、ユヴェントスを経て2015年にバイエルンへ加入。今季は公式戦41試合に出場し7ゴール4アシストを記録。これまでブンデスリーガやチャンピオンズリーグ制覇に貢献してきたが、来季以降の立ち位置は流動的となっている。

コマンの未来は、本人の意志とマッチするクラブの登場にかかっている。

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