フォーデン招集外は直訴されたからではない? トゥヘル監督が明かした本当の理由とは

代表でプレイするフォーデン Photo/Getty Images

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苦悩のシーズン

イングランド代表のフィル・フォーデンが、6月に行われるアンドラ戦とセネガル戦のメンバーから外れた。その理由について、トーマス・トゥヘル監督が「負傷」と「パフォーマンスの問題」の両面があったことを明かしている。『talkSPORT』が報じた。

マンチェスター・シティに所属するフォーデンは、今季44試合で10ゴール6アシストを記録。しかし、昨季のPFA年間最優秀選手に輝いた際と比べると、そのパフォーマンスには陰りが見えていた。さらに本人も足首の痛みに悩まされていたことを認めており「今はただ、数週間サッカーを離れて完全に治したい。現状では難しいけれど、痛みを抱えてプレイするのは本当にフラストレーションが溜まる」と語っていた。

トゥヘル監督は「トレーニングでも才能を発揮していたが、前回のキャンプ前からクラブでその実力を発揮するのに苦労していた。キャンプ中も、彼のプレイの一部である自由と興奮を感じるのに苦労していた」と明かし、さらに「マンチェスターダービー後の私生活の問題や足首の痛みも加わり、今回は呼ばない決断を下した。彼にはリフレッシュが必要だ」と続けた。
24歳となったフォーデンは今季、かつての輝きを取り戻せないまま、満身創痍の状態で戦い抜いた。トゥヘルの下で3月には代表復帰を果たしラトビア戦でアシストも記録したが、今回はレストを優先する決断となった。

その才能を疑う者はいない。だからこそ、イングランド代表とマンチェスター・シティ双方が、未来のスターの完全復活を心から待ち望んでいる。

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