バルセロナに次いでラ・リーガで2番目に面白いチーム? バリー、A・ペレス、バエナら新生ビジャレアル魅惑の攻撃

ビジャレアルは現在5位 photo/Getty Images

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来季の戦いも楽しみだ

すでにバルセロナがリーグ制覇を決めていた状態ではあったが、ビジャレアルは先日行われたラ・リーガ第37節でバルセロナを3-2で打ち破ってみせた。

現在5位のビジャレアルについて、『ESPN』はスペインでバルセロナに次いでエンターテイメント性あるチームと評価している。リーグ戦での失点が49とやや多いが、得点数67は見事だ。これはバルセロナ、レアル・マドリードに次いでリーグ3番目に多い数字だ。

来季はチャンピオンズリーグに参戦することになり、今夏の補強次第ではさらに面白いチームとなる可能性がある。チームを作り上げたのは、指揮官マルセリーノ・ガルシア・トラルだ。
マルセリーノは2013年から3年間ビジレアルを指揮してきたが、八百長疑惑をかけられたこともあって一時退任。しかしその後バレンシアやマルセイユを経て、2023年に再び戻ってきた。

積極的に若手を起用しているのも印象的で、今季はマンチェスター・ユナイテッドから獲得した20歳DFウィリー・カンブワラ、アカデミー育ちの20歳DFパウ・ナバーロも主力として活躍し、スイスのバーゼルから獲得した22歳の大型FWティエルノ・バリーも11ゴールと大当たりだった。

そこに22歳FWジェレミー・ピノ、23歳のMFアレックス・バエナ、シーズン22ゴールと大爆発した31歳のFWアヨゼ・ペレスらが絡む攻撃は魅力たっぷりだ。

来季はリーグ&CLの両方を戦うことになり、今季とは異なる難しさはあるだろう。しかし同メディアはマルセリーノが作ったチームの完成度を高く評価しており、来季リーガの2強を脅かす存在になってくれれば面白い。

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