このままミランに留まって大丈夫なのか 来年のW杯へアメリカサッカー界が心配するエース・プリシッチの状態

ミランでプレイするプリシッチ photo/Getty Images

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個人パフォーマンスは見事だが……

昨季の12ゴール8アシストに続き、今季もセリエAで11ゴール9アシストを記録しているミランFWクリスティアン・プリシッチ。アタッカーとしては十分な数字だが、チームの方はリーグで9位に沈み、コッパ・イタリアも準優勝に終わってしまった。これにより、来季は欧州カップ戦に参戦できないことになる。

この状況を気にかけているのが米『CBS Sport』だ。来年はアメリカ、メキシコ、カナダの共催による2026ワールドカップが控えており、プリシッチはアメリカ代表の絶対的エースだ。アメリカとしてはプリシッチに出来る限り最高な状態で大会を迎えてほしいところだが、欧州カップ戦に出場できないのは痛手と言えるか。

今季のミランはシーズン途中に指揮官パウロ・フォンセカが解任され、後任となったセルジオ・コンセイソンの下でもリーグ順位は上がらなかった。来季の状況も不透明で、今夏の補強が上手くいかなければ来季も苦しい戦いとなるだろう。
同メディアはプリシッチも移籍を検討すべきかと取り上げており、個人の能力や成績的にはチャンピオンズリーグを戦うクラブでも十分にプレイできるだろう。

果たしてプリシッチは2026ワールドカップ本番へベストな状態で臨めるのか。アメリカサッカー界としても現状のミランには納得できないだろう。

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