ウェンブリーで敗北のペップ FA杯決勝直後にファンから「ハゲたネズミ」と罵声浴びる

今季無冠が確定したペップ Photo/Getty Images

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イングランドらしい

FAカップ決勝でマンチェスター・シティはクリスタル・パレスに0-1で敗北し、今季の無冠が決定した。試合後、指揮官ジョゼップ・グアルディオラはウェンブリー・スタジアムの階段を登り、準優勝メダルを受け取るためロイヤルボックスへと向かったが、その最中に心ないファンから罵声を浴びせられる場面が話題となっている。『Daily Mail』が伝えている。

現地映像によれば、グアルディオラはスタンド脇を通り抜ける際、手を差し伸べるファンに対して敬意をもって応じていた。だがその途中、リヴァプール訛りのある男性が「20回だぞ、このハゲたネズミ!」と叫んだことが確認されたようだ。この「20回」は、リヴァプールが今季獲得した通算20回目のリーグタイトルを指しているとみられる。

侮辱を受けたグアルディオラは一瞬そちらを振り返るも、特に反応せずそのまま歩を進めた。指揮官としては冷静に振る舞ったが、衝撃的な敗戦の直後に浴びせられたこの罵声は、シティのファンにとっても看過できない事態である。
試合では終始主導権を握っていたシティだったが、決定力を欠き、失点を最後まで覆すことができなかった。今季の集大成となるはずの一戦が、思わぬ形で屈辱に終わった。

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