中谷潤人&ルディ氏、リング誌のインタビューで井上尚弥に対し大胆発言 今すぐ対戦を希望「来年まで待つと……」

井上だけでなく中谷も海外からの注目度が高い photo/Getty Images

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正面から打ち合うとも

WBC世界バンタム級王者・中谷潤人が、トレーナーのルディ・エルナンデス氏とともに『The Ring』のインタビューに応じ、スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥との対戦について言及した。

まず中谷は日本時間5月5日に行われた井上のラモン・カルデナス戦でのダウンに触れ「衝撃を受けた」と回想。「彼が左フックを受けるシーンは何度かあった。カルデナスも良い一撃を決めた」と挑戦者の予想外の善戦を賞賛した。


ただ井上がダウン後も勢いが衰えず、逆にKOを奪い返す力に変えると話が及ぶと、中谷は攻略法の一つとして「一発に頼らず、コンビネーションを打たなければならない。だから彼と真正面から打ち合う準備はできている」と語った。
その両者の対戦は、現時点で来年5月に実現する可能性が高い。井上はその前に、今年9月にムロジョン・アフマダリエフと防衛戦、そして今年12月には1試合限定のフェザー級に挑戦し、WBA同級王者ニック・ボールとの対戦計画が進んでいる。中谷もIBF王者・西田凌佑とのバンタム級2団体統一戦が予定されている。

それでも中谷の恩師ルディトレーナーは、「井上とは今すぐにでも戦いたい」と語り、中谷の強さに自信を見せ、敢えて大胆にアピールした。その理由として「より若くてより強い状態の井上と戦いたい。来年まで待つと井上が年を取ったと言い訳されると思う。彼がまだ全盛期のうちに倒すことに意味がある」と見解を述べた。

日本だけでなくアメリカでも注目される二人の対戦。果たして来年5月に本当に実現するのか、今後の両者の戦いと試合実現に向けた動きに注目だ。

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