ロバーツ監督、佐々木朗希の今後について言及 WBC時は「もう少しがっしりしていた」「フォーム修正にも取り組む」

佐々木の肉体改造の必要性を語ったロバーツ監督 photo/Getty Images

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期限設けずリハビリと調整へ

右肩のインピンジメント症候群のため、15日間の負傷者リスト(IL)入りした佐々木朗希投手について、ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が言及した。

佐々木は開幕からここまでローテーションを守り続けてきたものの、数週間前から右肩に違和感を覚え、9日の前回登板後にその症状をチームに初めて報告。12日の精密検査で上述の通り診断を受けた。

東京ドームでの開幕2戦目では、最速100.5マイル(約161.7キロ)を記録し、160キロを超すボールも連発したが、米国のマウンドでは7試合の登板で160キロ超えは1球も投げられなかった。そしてここ数試合は、球速の低下が指摘され、前回のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦では直球の平均球速が94.8マイル(約152.5キロ)にとどまり、ストレートを簡単に安打されるシーンが目立っていた。
ロバーツ監督は、その佐々木について「2年前にWBCで見た時の方が、もう少し体つきがしっかりしていたように感じる」と語ると「肩の状態が治り、体の基礎を整える。そして投球フォームの修正にも取り組むつもりだ。本来のものから崩れてしまっている」と今後の方針を口にした。

また「復帰時期の具体的な期待や期限は一切設けない」とも述べ、ケガが治っても直ちにメジャー復帰を約束しない厳しい告知を本人に行ったことも明かした。

困難が待ち受ける佐々木。なんとしてもこの試練を乗り越え、進化した姿で帰ってきてほしいと願うばかりだ。

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