横浜FMは快勝 柏は岡山に敗れ首位浮上ならず J1第26節まとめ

第26節が行われた photo/Getty Images

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湘南は劇的ドロー

2025明治安田J1リーグ第26節が16日と17日に行われた。

降格圏からの脱出を目指す18位横浜F・マリノスと13位の清水エスパルスの対戦。試合は16分、コーナーキックからの流れからDF加藤蓮が折り返したクロスにDF角田涼太朗が右足で合わせてゴール。角田のJ1初ゴールで横浜FMが先制する。29分にはMF渡辺皓太のスルーパスから上手く裏に抜け出したFWディーン・デイビッドが、相手GKとの一対一を制し同じくJ1リーグ初得点を記録した。前半に2点リードで折り返した横浜FMは80分に、FW谷村海那がダメ押しの3点目を奪って3−0とする。その後試合終了間際に清水が1点を返すも反撃はそこまで。横浜FMが2試合ぶりの白星を飾った。

ここ9戦未勝利で17位と苦しむ湘南はホームでFC東京と対戦。開始6分にフリーキックの流れからDFバングーナガンデ佳史扶がクロスを送ると、DFエンリケトレビザンがヘディングで競ったボールのこぼれ球にFW長倉幹樹が反応。右足ボレーで叩き込みFC東京が先制する。52分にFC東京がPKを獲得し、DFアレクサンダー・ショルツが冷静に決めて0−2と相手にリードされる。それでも湘南は66分、MF松本大弥が打ったシュートのこぼれ球にMF鈴木雄斗が右足で押し込んで1点を返すと、試合終了間際にコーナーキックからFW鈴木章斗のヘッドで同点。土壇場で追いつき2-2のドローに終わった。
落雷の影響で試合が1時間半の後ろ倒しとなった12位ファジアーノ岡山と3位柏レイソルの一戦。開始4分にMF江坂任の縦パスを受けたMF岩渕弘人がトラップから左足で流し込みホームの岡山が先制する。以降も岡山が積極的にシュートを打ち追加点を狙う展開となり、柏は終始岡山のプレスに苦しみ中々反撃の1点が生まれず前半を終える。後半は一進一退の攻防が続く中90分、GKブローダーセンのロングキックに反応したFWルカオが、飛び出した柏GK小島亨介との競り合いを制し、無人のゴールへ落ち着いて流し込んで追加点。終盤で岡山が2点リードする展開となった。その後柏が1点を返すも、試合は2−1で岡山が勝利し連勝。柏はこの試合で勝利できれば首位座を奪還できたが、そのチャンスを逃した。

そのほか、6連勝中の町田ゼルビアはセレッソ大阪を3−0で下し連勝を7に伸ばした。浦和レッズはFW小森飛絢とMFマテウス・サヴィオのゴールで名古屋グランパスに2-1勝利。3位ヴィッセル神戸はホームで19位横浜FCを迎えるも、終了間際にFW伊藤翔のゴールで横浜FCに敗戦。2連敗で順位を6位に落とし、横浜FCは連敗を7でストップした。

【第26節試合結果】

8月16日(土)
清水エスパルス 1-3 横浜F・マリノス
湘南ベルマーレ 2-2 FC東京
FC町田ゼルビア 3-0 セレッソ大阪
浦和レッズ 2-1 名古屋グランパス
ヴィッセル神戸 0-1 横浜FC
鹿島アントラーズ 1-1 アビスパ福岡
アルビレックス新潟 1-1 川崎フロンターレ
京都サンガF.C. 1-0 東京ヴェルディ
サンフレッチェ広島 1-0 ガンバ大阪

8月17日(日)
ファジアーノ岡山 2-1 柏レイソル

【順位】

1位 京都(48/+13)
2位 鹿島(48/+13)
3位 柏(47/+11)
4位 町田(46/+14)
5位 広島(46/+12)
6位 神戸(46/+9)
7位 浦和(44/+10)
8位 川崎F(39/+9)
9位 C大阪(37/+3)
10位 岡山(36/+2)
11位 福岡(36/+1)
12位 G大阪(34/-6)
13位 清水(31/-5)
14位 東京V(31/-9)
15位 FC東京(30/-8)
16位 名古屋(28/-7)
17位 湘南(25/-19)
18位 横浜FM(24/-8)
19位 横浜FC(22/-16)
20位 新潟(20/-19)

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