伊藤洋輝は負傷が続き、キム・ミンジェも不安定 来季のさらなる成功へバイエルンはディフェンス改革が欠かせない

バイエルンでプレイするミンジェ photo/Getty Images

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センターバックは補強ポイントになる

昨季はレヴァークーゼンにタイトルを奪われたものの、今季はブンデスリーガのタイトルを奪還したバイエルン。ひとまずはミッション完了だが、完璧なチーム状態というわけではない。

気になるのは守備陣だろう。昨夏にDFマタイス・デ・リフトをマンチェスター・ユナイテッドへと売却したことに加え、今季から加わった新戦力の伊藤洋輝は中足骨の骨折で離脱が続いている。

伊藤の復帰は2026年まで長引く可能性も指摘されており、その場合は来季の前半戦も伊藤を欠いての戦いとなる。さらに今季センターバックとしてフル稼働してきた韓国代表DFキム・ミンジェもパフォーマンスが安定しないところがあり、失点に繋がるミスもあった。
エリック・ダイアーの退団も決まり、センターバックは今夏の補強ポイントとなるだろう。独『Kicker』も補強の必要性を指摘していて、ボーンマスのディーン・ハイセンやレヴァークーゼンのヨナタン・ターなど具体的なターゲットの名前も出ている。

バイエルンは国内タイトル獲得に加え、チャンピオンズリーグ制覇が目標となる。そのためにはセンターバックの補強が欠かせず、現状の守備で欧州の頂点を目指すのは難しいだろう。

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