西田凌佑の新愛称は”ブッラクホール” 「相手は吸い込まれていく」「光も中谷のパンチも通さない」所属ジム会長が提案

10戦全勝のIBF王者・西田 (写真:本人インスタグラムより)

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中谷潤人の弱点、なくはないと語る

プロボクシングIBF世界バンタム級王者・西田凌佑が29日、大阪市内の所属ジムで会見を開き、6月8日に行われるWBC同級王者・中谷潤人との2団体王座統一戦に向け心境を明かした。

西田はまず中谷に対し、どの距離でも戦えるとし「すべてのパンチが強い」と言及。それでも「弱点はなくはない」と述べ、勝ち方については「判定でもKOでもいい。今回は勝ちに徹したい」と勝利への強い意志を口にした。


強敵、中谷はプロ30戦全勝、23KOを誇る。その攻撃力の高さから”ビッグバン”という愛称もつけられた。実力の高さは西田のトレーナーを務める武市晃輔氏も「正直、こうやったら勝てるというのはない」と認め、それでも勝つために「ただ小さな穴はあるので、そこを突いていくしかない」と何かしらの対策に打って出ることを明言した。
すると西田が所属ジムする枝川孝会長が戦い方のヒントとなるような新ニックネームを「西田はブラックホールや」と突然提案。その理由については彼のディフェンスの巧さを挙げ、「試合をしているうちに相手が西田の世界に吸い込まれていく。ブラックホールは光も中谷のパンチも通さない」と語り、相手が特に得意とする打ち合いに挑まないことを示唆するような発言を行った。

それを受け、西田は苦笑し「1試合限定で」と笑いを誘ったが、リング誌のパウンド・フォー・パウンドランキングで8位にランクインし、モンスター井上尚弥との対戦も注目される中谷に勝てば、”ブラックホール西田”の凄さは間違いなく世界中に広まり、愛称も定着することだろう。

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