今夏シャビ・アロンソがレアル指揮官となる可能性は「ある」 代理人との間で話し合いが行われていると報道

レヴァークーゼン指揮官シャビ・アロンソ Photo/Getty Images

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今季の成績とペレス会長の決断次第ではあるが……

現レヴァークーゼン指揮官シャビ・アロンソは、将来的にはビッグクラブを率いる指揮官になると言われている。レヴァークーゼンが無敗でブンデスリーガやカップ戦を勝ち進んでいた昨季の今頃は、リヴァプールやレアル・マドリードの指揮官になるに違いないとさかんに報道されていた。

結局はレヴァークーゼンに残留することを選択したアロンソ。このことで噂は一旦落ち着いたが、レアル・マドリードへ移籍するという話は依然くすぶっており、早ければこの夏にも実現する可能性があるようだ。

『The Athletic』は、レアルやアロンソに近い情報源に聞いた話をまとめている。彼らはみな、自由に話せるよう匿名を希望したという。
結論からいえば、今夏アロンソが新指揮官として就任する可能性はあるようだ。アロンソとレアル・マドリードの代理人との間で話し合いは進行しており、これらの関係者はアロンソが来季からレアルの監督になる可能性が高いと考えているという。

クラブの有力者や関係者は、43歳のアロンソがよりモダンでダイナミックなスタイルをレアルにもたらし、現在の選手層からより多くのものを引き出してチームに活力を与えることができると信じているようだ。

しかし現指揮官のカルロ・アンチェロッティは2026年までの契約を保持しており、今季ラ・リーガあるいはチャンピオンズリーグのタイトルを獲得した場合は当然ながら来季もアンチェロッティが指揮をとることになる。同監督はペレス会長の再選に際して「私がクラブを去る日を決めることはない」「彼(ペレス会長)と一緒にその日を迎えるという目標がある」と語っている。これは決してポーズではなく、アンチェロッティはアロンソ側との交渉を知っていながらも、心から残留を望んでいるようだ。

結局のところ、ペレス会長が監督交代に踏み切るかどうか、アンチェロッティが良いシーズンを送った場合にどうなるかはまだわからないとされている。しかしアンチェロッティ体制が継続したとしてもそれは短期的なものであり、近い将来に他の監督に託されることは間違いない。2026年までの延長の際にアンチェロッティが監督以外の役職で留任するという合意もあるようで、なんらかの形でレアルに貢献し続けることも考えられる。

レアルはカスティージャの指揮官を昇格させる人事を行うことも多いが、現スタッフのほとんどは、カスティージャの監督であるラウール・ゴンサレスよりもアロンソが最良の選択であると考えているという。今のところ後継としてもっとも有力なのは、やはりアロンソであるようだ。


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