“2大会連続の準優勝”を経験したストーンズの心に深く刻まれたEUROの傷 「受け入れるのにしばらく時間がかかる」 

EUROでの悔しさを語ったストーンズ photo/Getty Images

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今夏は決勝でスペインに敗戦

マンチェスター・シティに所属するイングランド代表DFジョン・ストーンズ(30)は今夏に行われたEURO2024決勝での敗戦が忘れられないという。

EURO2020決勝でイタリアにPK戦の末に敗戦し、後一歩のところで欧州王者の座に届かなかったイングランド。この時の悔しさを糧に今夏のEURO2024での優勝を狙ったが、決勝でスペインに敗れ、またしても後一歩のところで負けてしまった。

3年前のEURO2020、そして今夏のEURO2024のどちらの決勝にも出場したストーンズは2大会連続で決勝に進出しながらも優勝できなかった事実を受け入れるのには時間がかかると語った。
「受け入れるのにしばらく時間がかかる。また決勝に進めるなんて信じられないし、本当にできると思っていた。感情的には、すぐに動揺し、それから怒りがこみ上げてきた。その結果として、自分自身に対して怒りを覚えた」

「もっとできるはずだと常に感じている。『もしこうなったら?もしああしていたら?』と。それは自己批判の純粋な感情だ。また同じことが起こって、また痛い思いをするのはごめんだ。私には辛かった。私はそれを心の奥底にしまい込み、痛みのことは考えないようにした。それは深い。目撃し、当事者となるのは辛い」(英『Daily Mail』より)

2大会連続で欧州王者を目の前にして手が届かなかった経験は深い傷になっていると語ったストーンズ。ガレス・サウスゲイト率いるチームは悔しい結果に終わったが、イングランドは新たな時代を迎えている。

サウスゲイトがEURO終了後に退任し、現在は暫定監督としてリー・カーズリーが指揮している。新体制一発目となった9月のネーションズリーグはアイルランドに2-0、フィンランドに2-0と2連勝を飾り、いいスタートを切った。ストーンズはどちらの試合にも出場しており、新生イングランドでも守備陣を支える1人としての活躍が期待されるが、この経験辛い経験を糧にさらなる飛躍を期待したい。

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