モウリーニョ率いるフェネルバフチェ行きも噂されるが…… 去就騒がれるアントニーはマンU残留を希望か

トルコ行きも噂されるアントニー photo/Getty Images

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序列を落とすレフティー

マンチェスター・ユナイテッドに所属するFWアントニー(24)はクラブに残留することを望んでいるという。米『ESPN』が報じている。

欧州の移籍市場はおおかた終了したが、トルコの移籍市場は13日までとなっている。そのため新シーズンがスタートをし、序列を落とす選手や欧州5大リーグへの移籍が実現しなかった選手たちのトルコ行きの噂が多く浮上している。そして、ユナイテッドで苦しむアントニーもそのうちの1人だ。

2022年夏にアヤックスからユナイテッドに総額1億ユーロとも言われる移籍金で加入したが、イングランドでは思ったようなインパクトを残せていない。今シーズンはアマド・ディアロが台頭してきたこともあって、ここまでの出場は1試合のみ。さらにプレイ時間は1分ほどと序列を落としてしまった。
そんなアントニーとの関係が噂されているのが、今夏ジョゼ・モウリーニョが指揮官に就任したトルコの強豪フェネルバフチェだ。英『THE Sun』では現在レンタル移籍での交渉が進んでおり、アントニーも退団を希望しているとの報道もあったが、米『ESPN』によると、アントニーはユナイテッドに残る決意をしているという。

出場時間を望んでいるのは間違いないようだが、同メディアは例え、フェネルバフチェから正式なオファーが届いたとしてもユナイテッドを離れる気はないと主張している。これには今夏ジェイドン・サンチョがチェルシーに移籍したことで、エリック・テン・ハーグ監督がこれ以上選手層を薄くしたくないという考えも関係しているようだ。

ここまでは出場時間をほとんど確保できていないアントニーだが、まだシーズンは始まったばかりで、長いシーズンを考えるとチャンスは回ってくるだろう。そこでチームの勝利につながるパフォーマンスを見せることが定位置確保にも繋がってくるが、アントニーはユナイテッドで今シーズンこそ存在感を残せるか。


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