シェシュコは“ハーランド級”のストライカーになるのか 今季のブンデスでギラシに次ぐ2位の決定率が示す可能性

ライプツィヒで活躍するシェシュコ photo/Getty Images

ブンデス1年目から14ゴールのブレイク

今季ブンデスリーガ最後の7試合で強烈なインパクトを残したのが、ライプツィヒFWベンヤミン・シェシュコだった。シェシュコは4月6日のフライブルク戦より怒涛の7試合連続ゴールを決め、今季の戦いを締め括っている。

シェシュコは昨夏に育成の名門ザルツブルクからライプツィヒに移籍した21歳の大型ストライカーで、最終的にブンデスリーガ1年目となる今季はリーグ戦14ゴールを挙げた。

ザルツブルク出身ということ、さらに195cmのサイズを誇ることから、シェシュコは何かとマンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドと比較されることが多い。今季ラスト7試合で見せた連続ゴールは本格ブレイクの前触れなのだろうか。
英『The Guardian』はシェシュコが大物ストライカーへ育つ可能性があると取り上げているが、理由の1つに挙げたのがシュートの精度だ。

今季のライプツィヒは他にもFWルイス・オペンダを補強しており、前線はベテランのユスフ・ポウルセンなどタレントが揃っていた。その影響でシェシュコもなかなかレギュラーポジションを掴めず、リーグ戦では1527分のプレイに留まった。それでも14ゴールを挙げているのは見事で、シェシュコは限られたチャンスを活かしてきたのだ。

今季のシェシュコはリーグ戦でのシュート数が47本となっている。これはチームメイトでエースのオペンダが121本、FWシャビ・シモンズが81本打っていることと比べると、かなり少ない。

それでもシェシュコは14ゴールに繋げていて、シュートの29.8%がゴールに繋がったことになる。同メディアによれば、今季のブンデスリーガでこれよりも高い精度を記録したのはシュツットガルトFWセール・ギラシ(30.4%)のみだという。ギラシも移籍市場で注目されているが、シェシュコが人気を集める理由の1つがここにある。

またシェシュコはハーランドとは少しタイプが異なり、攻撃の組み立てにも顔を出すタイプだ。チーム戦術の違いもあるが、時にはサイドへ顔を出して中央にスペースを開けるなど、同メディアはこうしたシェシュコの動きがアーセナルなど一部上位クラブのスタイルに合うはずと説く。アーセナルもシェシュコに注目しているクラブの1つだが、理想的なタイプの大型ストライカーと言えるか。

シェシュコとライプツィヒの契約には6500万ユーロの契約解除条項があり、この期限は6月末となっている。同メディアは21歳と若いシェシュコへの投資としてはバーゲン価格に近いのではとも伝えているが、シェシュコはハーランド級のストライカーへ育つか。

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