もうマンUはマンCのライバルにもならない マンCに入れる資質を持つ選手は“1人だけ”だ「シティに移籍できる選手は……」

マンCとのダービーを落としたマンU photo/Getty Images

マンCとは完成度が違いすぎる

3日に行われたマンチェスター・ダービーは、あまりにショッキングなものだった。

マンチェスター・ユナイテッドはFWマーカス・ラッシュフォードのゴールで先制したが、見せ場はそれだけ。90分を通してシュートは3本、そのうち枠内は1本だけという寂しい成績で終わってしまった。ポゼッション率も27%と極端に低く、ずっと自陣で守備を固めているだけだった。

最終的にマンUは1-3と逆転負けを喫してしまい、組織としての完成度の差を痛感させられるダービーだったと言える。
この衝撃の敗戦に、米『ESPN』は今のマンCに加入できるマンUの選手はほとんどいないと主張する。実際、マンCのスタメンに入れそうな選手は見当たらないか。同メディアがプッシュしたのは、ただ1人だ。

「テン・ハーグのチームの何人が今エティハドのチームに入る資質を備えているだろうか?実際に議論できるのは1人だけ、18歳のMFコビー・メイヌーだけだ。彼はユナイテッドで冷静さ、ゲームビジョンを示していて、年齢を超えた成熟度を備えたMFとしてチーム内での地位を確立した。グアルディオラはメイヌーのような選手を愛しており、彼と一緒に仕事をする機会を歓迎するはずだ」

「しかし、メイヌー以外に今すぐユナイテッドからシティに移籍できる選手は誰だろうか?マーカス・ラッシュフォードとブルーノ・フェルナンデスはどちらも傑出した才能を持っているため、可能性はあるかもしれない。しかし、どちらも安定した成果を上げていない。アレハンドロ・ガルナチョ、ラスムス・ホイルンドの粘り強さとモチベーションにもグアルディオラは感銘を受けるかもしれないが、どちらもまだシティのチームに入る基準を満たしていない。残りのメンバーに関しては、シティにとって十分な選手とは言えないだろう」

今のところ両チームの間には差がある。同メディアは「ユナイテッドは現時点ではシティにとってライバルですらない」と厳しい結論を下していて、伝統のダービーもそれほど盛り上がる一戦ではなくなってしまうのかもしれない。

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