「プレステは家に置いて来い!」 イタリア代表監督がテレビゲーム禁止令

イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督 photo/Getty Images

規律の徹底が狙いか

イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督がイタリア紙『La Gazzetta dello Sport』のインタビューに応じ、今後は選手達に代表活動中のテレビゲームを禁止すると明かした。

昨季ナポリを33年ぶりのリーグ優勝に導くなどクラブレベルで実績を残してきたスパレッティ監督は、昨年9月に成績不振によって解任されたロベルト・マンチーニ前監督の後任としてイタリア代表の監督に就任。今年6月に開幕するEURO2024までの準備期間が短いため、まずは規律の徹底がチームの立て直しには急務と考えたようだ。

同監督はインタビューの中で、「スパレッティは吠えるが、咬みついてはこないと考えている選手達がいるが、それは勘違いだ」とコメントし、さらに「今から彼らはプレイステーションを家に置いて来るべきだ。もう持って来なくていい。私は彼らの思考を刺激し、導くような別のゲームを考案するつもりだ。代表チームでは集中していなければならない。イタリアは、ハードワークができて責任感のある選手を必要としている。彼らはEURO2024で優勝するために代表チームに来る。『コール・オブ・デューティー』をやるためじゃない」として、テレビゲームを禁止すると明言した。

「試合の日の早朝4時までゲームで遊ぶことが現代的と言うのであれば、その現代的な遊びは保証されるべきものではない」とも語り、代表チームではサッカー第一で行動すべきだとも主張したスパレッティ監督。イタリアはEURO2024のグループステージではクロアチア、スペインと同じグループBに入っている。確かにこの¨死の組¨を突破するためには、指揮官の言う通りテレビゲームに興じている場合ではないかもしれない。

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