2018年以来のイングランド代表入りも見える? ミランで“191cm”の大型攻撃的MFが止まらない

ミランで好調を維持するロフタス・チーク photo/Getty Images

ポジションを上げて大活躍

15日に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント・プレイオフ1stレグでフランスのレンヌと対戦したミランは、ホームで3-0と完勝を収めた。

このゲームで2ゴールを奪ったのは、ここ最近攻撃的MFとしての起用が続いているルーベン・ロフタス・チークだ。これまでのキャリアでボランチなど中盤の複数ポジションをこなしてきたが、今のトップ下がベストなのかもしれない。

年明けからは得点数が明らかに増えており、今季合計では7ゴール2アシストを記録している。『TNT Sport』によると、元イングランド代表で解説のオーウェン・ハーグリーブス氏も絶賛する。
「彼が若い頃から常にスターであったことは知っているが、おそらくもう少し早く(海外に)移籍すべきだったのだろう。彼はとても才能のある選手だよ。もう少し深い位置でプレイしていたこともあるが、今のエリアが彼の本領を発揮できるところだ。彼はヘディングも上手いし、得点も奪える。自信がついたと思うよ。彼はもう若手というわけではない。28歳を迎えていて、ピークの状態にあるはずさ」

ロフタス・チークはイングランド代表としても10試合戦った経験があり、2018年のワールドカップ・ロシア大会にも出場している。2018年以降は招集されていないが、ミランで結果を出し続けた場合は今夏のEURO2024で候補者に入ってくるかもしれない。

ジュード・ベリンガム、フィル・フォーデンら今のイングランドは攻撃的MFも豪華だが、191cmのサイズを誇るロフタス・チークは彼らと異なる特長をプラスできる。セントラルMFにも入れるロフタス・チークのような大型MFは代表監督ガレス・サウスゲイトが好みそうなタイプと言えるが、今の活躍をどう見ているか。

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