日本代表FW浅野拓磨はやっぱり重要 ボルシアMGなどへの噂出るなかボーフム幹部「契約延長に全力を尽くす」

ボーフムの浅野拓磨 photo/Getty Images

現在チーム得点王も今夏で契約満了

ボーフム所属の日本代表FW浅野拓磨の去就に対する現地メディアの注目度が日増しに高まっている。ボーフムと同選手との契約は、今年6月末で満了となる。ドイツ紙『Bild』によると、日本代表でともに戦っているDF板倉滉が所属するボルシアMGが獲得に興味をしめしているようだが、ボーフムの首脳陣は浅野の残留を望んでいるようだ。
 
浅野は、2020-21シーズン開幕前にパルチザン・ベオグラードからボーフムに加入。ボーフムでの3シーズン目にあたる今季はここまで公式戦17試合に出場してチーム最多の6ゴールをマーク。ブンデスリーガでは前節終了時点で14位と下位に沈むボーフムにあって替えの利かない得点源として地位を確立している。
 
このため、ボーフムの幹部も簡単に浅野を手放すつもりはない。ボーフムのトーマス・レッチュ監督は『Bild』の取材の中で浅野の去就について触れ、「もちろん私はタクマとそのことについて話しているし、彼と彼のプレイスタイルはこのクラブに間違いなくマッチすると言っている。起きてはならないことは、タクマがボーフムと比較できるぐらいの規模のクラブに行ってしまうことだ」とコメントし、自身も浅野に対してボーフムに残るよう説得していると明言。

また、ボーフムでスポーツディレクターを務めるパトリック・ファビアン氏も、「我々は自分達の限界を知っているが、それでも契約延長に全力を尽くす。重要なのは、ボーフムというクラブとその周辺から何を得られているかを彼自身が知っているということだ」と語り、現在チームでは最高額の推定年俸100万ユーロ(約1億6000万円)を受け取っている浅野に対してさらに高額の給与を提示する用意があることを明かしている。
 
『Bild』によれば、来週中にも浅野とボーフムとの間で契約延長についての話し合いが行われる見込みだという。日本の快足ストライカーは、果たしてどのような決断を下すのだろうか。

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