「マンCに次ぐベストチーム」 公式戦30戦連続無敗まできたレヴァークーゼンの強さ

DFBポカールでもベスト4まで勝ち進むレヴァークーゼン photo/Getty Images

先制されても負けない驚異の粘り

シャビ・アロンソ率いるレヴァークーゼンの勢いは止まらない。

6日にDFBポカール準々決勝でシュツットガルトと対戦すると、相手にリードを許す苦しい展開ながら3-2と逆転勝利。見事ベスト4入りを決めた。

これでアロンソ体制のレヴァークーゼンは公式戦30戦連続無敗となったわけだが、年明け以降目立つのが『粘り強さ』だ。
今季前半戦は魅惑のアタッキングフットボールで相手を圧倒する強さが話題となったが、レヴァークーゼンの強さはそこだけではない。今回のシュツットガルト戦では相手に2度のリードを許しながら、90分にDFヨナタン・ターのヘディングシュートで決勝点を奪っているが、後半アディショナルタイムにゴールを決めるケースが非常に目立つのだ。

1月12日のアウグスブルク戦では後半アディショナルタイムにMFエセキオル・パラシオスのゴールで1-0の勝利をもぎ取り、続くライプツィヒ戦では2度のリードを許しながらも後半アディショナルタイムにDFピエロ・インカピエの決勝ゴールで3-2と勝利。

このメンタリティを植え付けているアロンソの手腕は見事で、今のレヴァークーゼンはリードを許しても負ける気がしない。チームとして取り組んでいるサッカーに選手たちが自信を持っているのも大きいだろう。

SNS上では「アロンソの仕事はリスペクトされるべき」、「レヴァークーゼンは負け方を忘れたらしい」、「マンチェスター・シティに次ぐベストチーム」など、アロンソが作り上げたチームを絶賛する声が寄せられている。

いよいよ3日後の10日には、リーグ戦でホームに2位バイエルンを迎える。この一戦は今季のブンデスリーガにおける最重要ゲームとなりそうだが、ここでもレヴァークーゼンは無敗記録を伸ばすのか。

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