「結論に達した。チェルシーにはもっと選手が必要」 10億ポンドの大量補強でもTOP10に入れぬチェルシーにビジョンはあるか

なかなか安定しないチェルシーの戦い photo/Getty Images

16試合で5勝と苦戦は続く

9日に行われたエヴァートン戦を0-2で落としてしまったチェルシーは、プレミアリーグ12位まで順位を下げた。

11月にはトッテナムを撃破するなど良いゲームもあるのだが、その戦いを継続することができない。ここまで16試合を戦って5勝4分7敗と負け越しており、マウリシオ・ポチェッティーノを指揮官に迎えた今季もなかなか光が見えてこない。

チェルシーはどうすべきなのか。英『Independent』は、もっと補強が必要と皮肉混じりな批判を展開している。
「過去18か月、10億ポンドを超える記録的な支出で29名の選手と契約し、マウリシオ・ポチェッティーノは結論に達した。チェルシーにはもっと選手が必要だと」

MFエンソ・フェルナンデス、モイセス・カイセド、ロメオ・ラヴィア、レスリー・ウゴチェク、FWクリストファー・エンクンク、ミハイロ・ムドリク、ラヒーム・スターリング、ニコラス・ジャクソン、ノニ・マドゥエケ、MFコール・パルマー、DFアクセル・ディサシ、マルク・ククレジャ、ブノワ・バディアシルなど、新戦力の人数はとにかく多い。

ただ、このうちチームにフィットしている者は多くない。エンクンク、DFウェズレイ・フォファナなど負傷者が出ているのは不運ではあるが、これだけ投資しながらプレミアリーグTOP10にも入れないのは問題だろう。

今後の市場でも補強が必要となりそうだが、チェルシーに明確なプランはあるのか。マネーパワーはあるが、それをどう使うべきか答えが見えてこない。

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