冨安もホワイトも必要だ アーセナルが狙うはダブル契約延長「冨安は立ち直りジンチェンコを上回っている」

アーセナルの冨安とホワイト photo/Getty Images

どちらも重要な選手だ

アーセナルはDF冨安健洋との契約延長を望んでいるようだ。冨安との契約は2025年までとなっており、最近ではバイエルン・ミュンヘンが冨安の獲得に興味を示しているという報道も出ている。

「私にとって困難な時期でした」「ベン・ホワイトはとても調子がよくて、正直自信を失っていました。負傷期間が4カ月あったので、いろいろなことを考えました」冨安は昨季ケガに苦しみ、自信を失っていたことを英『football.london』のインタビューで告白していた。

現在、同紙は「今シーズン彼は立ち直り、おそらくオレクサンドル・ジンチェンコを左サイドバックの序列で上回っている。アーセナルはこの素晴らしい成績に契約延長で報いたいと考えている」と報じ、冨安の今季が上向きであると伝えている。今季はリーグカップではあったが、ついにCBでの起用もあり、さらに左右のサイドバックがこなせるポリバレントさはアーセナルの他の誰も持っていない能力だ。
さらに冨安と右SBの位置を争い、比較対象ともなっていたベン・ホワイトとの契約延長も検討されていると同メディアは伝えている。こちらは現在2026年6月までの契約だが、昇給などの待遇が改善された新契約となる可能性が高い。

アーセナルがこの2名を留めることができれば、ブカヨ・サカやウィリアム・サリバらに続き、まだ若く長期的な活躍が見込める選手をスカッドに残すことになる。冨安とホワイトはこれからもライバル同士として切磋琢磨していくのだろうか。

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