上田綺世こそ次回W杯の日本代表“エース”なのか サムライブルー&フェイエノールトで迎える勝負の3年

ミャンマー戦でハットトリックの上田 photo/Getty Images

フェイエノールトでもヒメネスの後継者と期待

16日にワールドカップ2026・アジア2次予選でミャンマー代表と対戦した日本代表では、フェイエノールトに所属するFW上田綺世が圧巻のハットトリックを披露した。

対戦相手が格下のミャンマーだったとはいえ、引いた相手からきっちりと3点をもぎ取った上田の勝負強さは非常に頼もしい。

昨年のワールドカップ・カタール大会では思うような結果を残せなかったが、大会後はドイツ代表との親善試合でゴールを決めるなど猛アピールだ。まだまだ浅野拓磨、前田大然らライバルとの競争は続くが、このまま成長を続ければ2026年大会はサムライブルーのエースとして迎えることになるかもしれない。
ミャンマー戦での活躍については、オランダ『De Telegraaf』も取り上げている。今夏に移籍したフェイエノールトでは出番が限られているが、現エースのサンティアゴ・ヒメネスが退団した場合は上田が次期エースになるとの期待がある。そんな未来のエース候補である上田のハットトリックを同メディアも称賛する。

「フェイエノールトにて、上田はチームの得点王サンティアゴ・ヒメネスの後継者として期待されている。現状クラブでの先発出場が少ないため、上田は代表チームで自分の実力を示さなければならない。ミャンマーはマイナーな相手ではあるが、そこでの3ゴールに加え、9月には強豪ドイツ戦でもゴールを決めるなど、すでに頭角を現している」

現状はヒメネスがエールディヴィジで13ゴールを挙げるなど爆発しており、スタメンを奪い取るのは少々難しい。今は我慢の時間だが、来季にでも1番手FWになれれば理想的だ。フェイエノールトで活躍できれば、欧州5大リーグへのステップアップも見えてくるはず。その状態で2026年のワールドカップを迎えられれば理想的だが、上田は日本の絶対的エースとなれるか。

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