レヴァンドフスキ、F・トーレスも得点伸び悩みでバルサに不安あり? クラシコ&CL敗北で嫌な空気も

バルサ攻撃陣には不安も photo/Getty Images

攻守ともに不安あり

10月28日には国内リーグでライバルのレアル・マドリードにホームで1-2と敗れ、チャンピオンズリーグでは先日行われたグループステージ第4節でシャフタール・ドネツクに0-1で敗れるなど、最近のバルセロナのパフォーマンスに不安を抱いているサポーターもいるだろう。

スペイン『MARCA』も開幕当時に比べて、今はいくつか不安材料が出てきていると取り上げる。

まず攻撃陣ではエースのFWロベルト・レヴァンドフスキの得点ペースが伸びてこない。リーグ戦10試合で5ゴール3アシストという数字は決して悪いものではないが、レヴァンドフスキは昨季のラ・リーガ得点王でもある。バイエルン時代の得点ペースも誰もが知っているため、そこから考えると万全とは言えないか。35歳と年齢も気になるところで、パフォーマンスレベル低下の兆しと取れる部分もあるかもしれない。
他にはFWフェラン・トーレス、ジョアン・フェリックスの得点ペースも気がかりだ。トーレスは今季開幕から好調で、第5節消化時点で3ゴールを記録した。昨季は33試合で4ゴールだったため、今季のトーレスは何か違うと感じた人も多いはず。

しかし、リーグ戦での得点は第5節のレアル・ベティス戦を最後にピタリと止まってしまった。チャンピオンズリーグではグループステージで2ゴールを挙げているが、リーグ戦での停滞は気になるところ。

フェリックスも同じく開幕直後はリーグ戦で1ゴール2アシスト、CLでは2ゴール1アシストと快調なスタートだったが、ここ10試合は得点がない。レヴァンドフスキのペースが上がらないとなれば、得点を奪うピースはかなり不足してしまう。

中盤ではオリオウ・ロメウを新戦力で獲得したが、ロメウのパフォーマンスにも同メディアは疑問を抱いている。昨季限りでベテランのセルヒオ・ブスケッツが退団したが、メンタル面でもその影響は大きい。

最終ラインも昨季はリーグ戦で失点を20に抑えて優勝を果たしたが、今季は12試合消化時点で早くも12失点だ。昨季に比べると不安定と言うことができ、同メディアはDFジュール・クンデのパフォーマンスを昨季ほどではないと疑問視している。

現在リーグ戦では3位、CLもグループステージ首位に立っており、状況が壊滅的に悪いというわけではない。ただし不安材料があるのは確かで、万全な状態とまでは言えないか。

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