甲府、4発大勝でグループステージ突破へ前進! ウタカなどのゴールで首位浮上、浙江FCを下す

先制点を挙げたウタカ photo/Getty Images

甲府は前線からの守備が機能

ACL第4節がアジア各地で行われ、グループHのヴァンフォーレ甲府はホームで中国の浙江FCと対戦した。

甲府は[4-4-2]の布陣で挑んだ。対する浙江も[4-4-2]の布陣。

立ち上がりは拮抗した展開で試合が進んだ。先制のゴールは17分。ウタカが相手のディフェンスラインを抜け出しゴールを奪うが、オフサイドの旗が上がる。しかし、VARが介入。判定によりゴールが認められ甲府が先制に成功する。
前半アディショナルタイムには、宮崎からのクロスをジェトゥリオが合わせて甲府が2点のリードを奪う。甲府は相手の背後を狙いチャンスに繋げるシーンがよく目立っていた。

後半、浙江はシステムを[4-2-3-1]に変えて、より攻撃的に前へとシフトチェンジ。すると後半開始早々の50分にゴール前の混戦から甲府のGKウッドがファールを取られてしまいPKに。このPKをレオナルドに決められ、甲府は1点差に詰め寄られてしまう。

しかし、甲府はそこから突き放した。58分に関口がゴール右隅に決め、さらに89分には鳥海が試合を決定づけるダメ押しの4点目を挙げて試合終了。

試合全体を通して、前からの守備が機能してチャンスに繋げるシーンが目立った甲府。最終的にはシュート18本を記録し、浙江を押し込んだ。

試合後、甲府のキャプテンの関口は、3点目を奪ったことに関して「失点してチームとしても苦しい時間で次の1点が必要だと感じていた。多くのサポーターが来ている中で声援もボールに乗ったと思う」とチームの3点目を振り返った。

また、甲府の篠田善之監督は「立ち上がりは混乱した部分もあったが、徐々に自分たちの守備がうまく機能していた。攻撃面では、相手のハイラインを2列目の選手らが突いてくれ、よくやってくれたと思う」と手応えを口にした。

今日の勝利で甲府は勝ち点を7に伸ばし、グループ首位に浮上。グループステージ突破に向けて前進した。次節、ホームでオーストラリアのメルボルン・シティFCと対戦する。

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