「遠藤にとって絶好のチャンスとなる」 マクアリスターの累積警告で遠藤航にプレミアでのアピールチャンス到来か

リヴァプールで主力組に入りたい遠藤 photo/Getty Images

プレミアリーグでも出番を増やしたい

アンカーの位置で守備的な役割を任されていることも影響しているのだろうか。今夏リヴァプールに移籍したMFアレクシス・マクアリスターは、5日に行われたプレミアリーグ第11節のルートン・タウン戦で今季リーグ戦5枚目のイエローカードを受けてしまった。ブライトンでプレイした昨季が35試合の出場でイエロー8枚だったことを考えると、今季はややペースが早い。

次節のブレントフォード戦は累積警告の影響で出場停止となるが、これは日本代表MF遠藤航にとってアピールのチャンスとなるだろう。

リヴァプール専門メディア『Liverpool.com』も遠藤がマクアリスターの代役に入るのではと予想しており、リーグ戦でのアピールチャンスと期待をかける。
「まさにこのような状況に対応すべく獲得された遠藤航は、確かな解決策の1つとなる。彼は新加入組でもドミニク・ショボスライやライアン・グラフェンベルフほどエキサイティングな存在ではなかったかもしれないが、徐々にフィットしてきている。最近の遠藤のパフォーマンスは良くなっており、前回のヨーロッパリーグ・トゥールーズ戦ではゴールを決め、ボーンマス戦でも堅実なパフォーマンスを見せた」

「だが、彼はプレミアリーグでまだ本格的にテストされていない。マクアリスター不在となるブレントフォード戦では遠藤にチャンスが訪れるはずで、それは彼にとって絶好のチャンスとなるだろう。良いパフォーマンスを見せれば、遠藤が代替案になることがクロップに証明されることになり、それは遠藤のアンフィールドでのキャリアを本格的にスタートさせるきっかけとなり得る。もしかしたらマンチェスター・シティ戦の出場リストに入るかもしれない」

リヴァプールは12日にブレントフォード戦を行うと、そこから代表マッチウィークを挟んで25日にマンチェスター・シティと激突する予定となっている。リーグ制覇へ負けられない一戦で、ここで遠藤に出番が回ってくるかは非常に興味深い。

これまではリーグ杯やヨーロッパリーグでのプレイがほとんどで、まだバックアッパー組の立ち位置だ。リーグ戦でもチャンスを得たいところだが、まずはブレントフォード戦でアピールできるか。

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