ソン・フンミンはブラジル人のよう? 同僚DFが今季絶好調のトッテナムの舞台裏の雰囲気を語る

今季絶好調のソン・フンミン photo/Getty Images

リーグ戦10試合で8ゴール1アシスト

10試合を終えて、8勝2分で負けなしをキープしプレミアリーグの首位を走るトッテナム。

アンジェ・ポステコグルー新監督を迎え、今夏に加入したMFジェイムズ・マディソンやGKグリエルモ・ヴィカーリオ、DFミッキー・ファン・デ・フェンといった新戦力が早くも躍動しており、ここまで最高のスタートダッシュを決めている。

エースのFWハリー・ケインの退団で得点力が不安視されたが、それを埋める活躍を見せているのが、今シーズンより新キャプテンに任命されたFWソン・フンミンだ。ソンはここまでリーグ戦10試合で8ゴール1アシストを記録。11ゴールのFWアーリング・ハーランドに次ぐ得点ランキング2位をFWモハメド・サラーと並び、キープしている。
昨シーズンは苦しいチームの状況や負傷の影響もあり、リーグ戦は10ゴール6アシストに終わったソンだが、ケインにも劣らない得点ペースをここまで見せている。チームとしても絶好調なトッテナムだが、ブラジル『R7』にてDFエメルソン・ロイヤルがロッカールームでの様子について語っている。

「私たちのロッカールームでの雰囲気は少し違う。誰にでも個性があり、リラックスしている選手もいれば、楽しんでじゃれあっている選手もいる」

「南米の人は大声で話すが、イギリス人は穏やかだ。彼らは沈黙を最も好む。しかし、最も声が大きいのはソンだ。私は彼を偽韓国人だと言っている。彼はブラジル人のようなんだ」

「南米のロメロ、ベンタンクール、スペイン人のペドロ・ポロもそうだ。私たちはよく交流し、音楽を演奏するんだ。それぞれに独自の特徴があるが、私たちは常にロッカールームでさまざまな楽しみをもちこむようにしている」

色々な国の選手たちが集まるクラブでは、試合に臨む前や終わった後のロッカールームでの過ごし方は様々である。選手それぞれが、各々の過ごし方をロッカールームでできていることがチームの雰囲気の良さに繋がっていると、エメルソンは話している。

チームが連勝を重ね、首位を走るトッテナムの好調の要因の1つにはロッカールームでの雰囲気の良さも関係しているのかもしれない。

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