遠藤航はリヴァプールで定位置確保となるのか ELで好パフォーマンスを見せたMFに地元紙は期待 「適応と改善を続け、自信を深めている」

リヴァプールで定位置を確保したい遠藤 photo/Getty Images

トゥールーズ戦で移籍後初ゴールをマーク

リヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航はELのトゥールーズ戦でスタメン出場を果たした。

遠藤はアンカーとしてこの試合攻守に渡って存在感を発揮。30分にはDFトレント・アレクサンダー・アーノルドのクロスを頭で合わせ、リヴァプール移籍後初ゴールをマークした。

指揮官のユルゲン・クロップも満足なパフォーマンスを見せた遠藤の活躍もあり、リヴァプールは5-1で勝利。遠藤はELでの3連勝に貢献した。
ELでは3試合全てでスタメン出場をしている遠藤だが、リーグ戦ではアンカーをMFアレクシス・マックアリスターが務めることが多く、プレミアリーグではここまでスタメンはわずか1試合となっている。5試合に出場しているがプレイ時間は107分となっており、直近2試合は出場できていない状況だ。

リーグ戦ではなかなか出場機会がつかめず、クロップからの信頼が足りないなどさまざまな懸念がされていたが、地元紙『Liverpool Echo』はELで見せた活躍で遠藤への懸念は和らぎ、定位置確保に向けて遠藤に期待を寄せている。

「この夏に獲得したMFは、この試合で先発メンバーに復帰した。リヴァプールの2点目となる印象的なヘディングでの初ゴールを決める前からすでに、彼の加入は正当化されていた。さらに観衆もそれを認め、30歳の彼に何度も彼のチャントを披露した。遠藤は今回、最後までプレイし、終盤もリバプールのエリア手前で力強いチャレンジを見せていた。彼は適応と改善を続け、自信を深めている」

リヴァプールの中盤はスター選手揃いであり、遠藤といえどもレギュラーを掴み取るのは簡単ではない。リーグ戦でもしっかりと出場時間を確保するためにはELでのパフォーマンスをプレミアでも見せ、一貫性のあるアピールが必要となるだろう。

それでもトゥールーズ戦で見せた遠藤のパフォーマンスはクロップの目にも好印象に移ったに違いない。2試合出場がないリーグ戦だが、週末のノッティンガム・フォレスト戦で遠藤の起用はあるだろうか。

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