アーセナルに“Newカソルラ”誕生するとき 2年目のF・ビエイラは危険だ「その特長にぴったり」

今季は開幕から好調のF・ビエイラ photo/Getty Images

今ならハフェルツより危険なオプションに?

加入1年目の昨季は本領発揮とならなかったが、今季開幕から好パフォーマンスを見せているのがアーセナルMFファビオ・ビエイラだ。

アーセナルは今夏にチェルシーからカイ・ハフェルツを獲得しており、指揮官ミケル・アルテタはハフェルツをインサイドハーフで先発起用している。しかしまだハフェルツが100%フィットしていないこともあり、途中からビエイラが出てくるパターンが増えている。

そこでビエイラは印象的なパフォーマンスを見せており、今ならハフェルツより良いと言っても大袈裟ではない。この活躍から、アーセナル専門メディア『Pain In The Arsenal』はビエイラを元アーセナルMFサンティ・カソルラと重ねている。
「スペイン人の小さな魔術師が最後にアーセナルのピッチに立ってから7年が経った。マルティン・ウーデゴーが成長したとはいえ、ガナーズは依然としてカソルラの技術と影響力を失っている。だが、幸いなことに現在のチームにはカソルラ風のMFがいる。ファビオ・ビエイラはその特長にぴったりで、困難な最初のシーズンを乗り越えて心強い改善の兆しを見せている」

カソルラは中央、サイドの両方で器用なプレイを見せてきた。当時のチームにいたメスト・エジルを現在のウーデゴーと重ねるなら、ビエイラがカソルラ級のMFとなれば心強い。今季のビエイラは積極的に相手ペナルティエリアへ顔を出しており、2年目のビエイラもアルテタにとって大きな戦力となりそうだ。

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